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Dayramir

Recording Session with Dayramir Gonzalez Vicet @ Berklee’s Recording Studio


こんにちは◎小西です。(写真はNYで僕のヒーローLee Konitzと。)
先週一週間、丸々NYに行ってきました。丁度春休みだったんですね。
昼はSoHoをぶらぶらしたり、
ミュージカルを見に行ったり、
毎晩朝方までセッションしたり、
NYに居る友達と飲み明かしたりしてました。

ミュージカルやライブは世界最高峰レベルなのにも関わらず、
学生である事を駆使すると大体ひとつあたり、
日本円で2000円くらいで見られるのです。
日本はどんなに安くてもステージ物や来日音楽家は5000円はしますものね。
芸術の質もですが、芸術への日常の近さに愕然としました。
そりゃあ2000円でお酒と音楽楽しめるならいけますよね。
不況ですけど、日本もこれからそんな環境が気付けると良いのですが!

さて、今日はキューバ出身の友達、
ダイラミールのレコーディングについて書こうと思います!

彼とはバークリー最初の授業、
その名もRecital Preparation Workshopと言う授業で一緒になり、
(僕はPerformance Majorなので必修の授業なんです。
日本語で言う所の演奏会実習、かと。)
それ以来、良い友人になったわけです。

ダイラミールは兎に角な陽気なピアニスト。
ジャズは勿論、やっぱりキューバンラテンが得意です。
バークリーにはラティーノ、アフリカンアメリカン、
アジアンなどなどのコミュニティがあります。
コミュニティと行っても言語が分かり合える中であったり、
気質が合う仲間同士のコミュニティです。
特にオフィシャルなどではなく、
やっぱりラテンミュージックを愛する人々は集まるんですね。
逆に言えばラテンを愛していれば、
ラティーノのコミュニティに日本人も入れる!
友達のタブラ奏者はインド系や東南アジアなどのコミュニティと仲がいいですね。

話はそれましたが、彼は本当にピアノが上手い!
それは技術的な事ではなくて、
音色や、音楽の表情の現れ方が素敵なんです。
激情的なときも、本当に穏やかなときも、
凄く綺麗なんですね。 彼の音楽は。
そんな彼から連絡が来て、レコーディングをしようと!
お互いの演奏は一緒の授業で知っていたから、
僕は有り難い事に誘って貰えた訳であります。

やっぱりレコーディングの前にはリハーサルをするんですが、
僕が大切だと思っているのは入念な準備であって、
入念なリハーサルじゃないんですね。
勿論リハの中身である音楽がとても大事なんですが、そこに準備無いと。。

しかし話を貰った時から既に音源や譜面をデータで送ってくれるし、
色々な情報をちゃんとシェアしてくれるんですね。
やっぱりこれがあるとモチベーションも変わるし、
自分をセットアップできますしね。
そんなこんなでリハーサルは、
彼の気心知れた仲間達が集まって、始まりました。

(フルートのカラーニと、テナーのエドマー。)

彼の気心知れた仲間は殆どがスペイン語圏!
勿論アメリカ人は居ないし、スペイン語圏以外の人は日本人の僕と、
フランス人のベーシスト、アントニーでした。
だから基本的にはスペイン語が飛び交う訳ですが、まあ分からないですよね!
バークリーには南米出身者も多いので、スペイン語は聞き慣れているのですが、
地方によってまるで違う発音なので、
彼ら同士はわかっているんですが、僕とアントニーは、
苦笑いしながら話を聞く訳です。
勿論後から会話を要約された説明があるんですが!
でもやっぱり音楽の面白い所はその要約を聞いて、
音を出せば大抵の問題は解決するんですね。
その逆もあって、演奏の途中で問題があると、
その後の会話は大体分かるんですね。 スペイン語でも。

そして彼らはとっても熱い血の流れる人間なので、真面目で凄い集中力なんです。
基本的には陽気な奴らなので、直前まで下らないギャグをばんばん飛ばしていても、
カウントが始まって(それでもふざけているんですが) 、
演奏が始まった瞬間に顔色が変わるんですね。
リハだろうが本番だろうが関係なし!全身全霊で演奏が始まります。

ダイラミールの曲自体が難しい事もあるんですが、
ラテンになれない僕はとても苦労しました。
他の管楽器を聞いていると凄く訛って聞こえるんですが、
彼らと吹くと凄くタイトに吹いている。。
しかも俺が吹いていると、遅い!って言われるんですね。
ファンクみたいに吹け!と。
リハを重ねるうちに良し、と言われる様になってきました。
凄い体力がいるんだと気付きました。
本場の人達はこれを6時間とかやるらしいので。
(パーティー&ダンスミュージックですからね!)

そんなこんなで、リハも無事に終わり、レコーディング当日。
当日はビデオも撮るし、写真も撮るからちょっと良い格好で来いとの指定!
しかも授業の一環らしいので朝9時に集合!
しかし朝9時に居たのは僕とフランス人のアントニーだけでした。 笑

ここいら辺りは凄くラテンの血を感じました。
皆が集まって準備完了は10時 !もっと眠れた!
とか思いつつも、 準備を整えて・・・・、と行ったとこで問題が。
授業の一環なのでセッティングも、
何もかも先生が解説しながら行われていくんですね。
(レコーディングの授業で、
僕らはモデルバンドとして参加をしてる状態です。)
つまりレコーディングする時間が、
どんどん減って行くので2曲録音予定を1曲に!
しかし待てども待てども時間が減って行きます。
リズムセクションの録音が終わった時点で、
残り1時間を切るというギリギリな状態で
レコーディングが進みます。

結局僕が管楽器のセクションを吹いたのは最後の20分だけという事態!
しかしながらダイラミールは絶対に諦めず、
最後の数秒まで粘って録音敢行。
といっても、そんな簡単には行かないので、
ホーンセクションと残り一曲は次回に見送りに。
4月中にやろうとオファーを受けているので、
完成した音源はまた載せようと思います◎

しかしながら、レコーディングを通して皆で笑いっぱなしなんですね。
ずーっと笑い話をしながら全身全霊の演奏して、
こりゃあ、体力つく!と思いました。
ジャズも楽しいですけど、ラテンも最高の音楽だなあと
(なんか陳腐な台詞ですが)思いましたね。
兎に角人間性が出る音楽だし、
凄いテンションが上がって行くんですねー。
いやー次のレコーディングが楽しみになってきました。


こんなレコーディングやらリハーサルは毎日毎日バークリーで行われています。
今日もこれから友人のレコーディングを少し手伝ってきます。
練習も勉強も大切ですが、友人関係を気付いて色々な音楽に触れる事は、
何にも代え難い、とっても素敵なものを僕は感じますね。
それも凄い多国籍なバークリーならではの様な気がします。

さて次はイングリード・ジェンセンの(僕の大好きなフリューゲル奏者)
クリニックについて書けたら、と思っています!
それでは、また!

小西

Dayramir and Habana enTRANCE at the MFA

A short time ago, Dayramir and Habana enTRANCE were welcomed to the Museum of Fine Arts in Boston as part of the MFA Fiesta celebration. One of the leading young Cuban jazz pianists, Dayramir Gonzalez put on a fantastic show.

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